2021/08/20 08:00



ジャガードベルベット(金華山モケット)

※参考商品KEITA MARUYAMAデザイン


Taenaka No Nuno」では、妙中パイル織物株式会社のパイル生地を使用しています。パイル生地は、常に研究されていて、織り方一つで無限の可能性を秘めた生地に仕上がります。

 

パイルとグランド(土台になる生地)に縦糸本数の多いジャガード装置を備えた有線織機があるのは、国内では、妙中パイル織物(株)だけになります。

 

その機械を使って織り上げたジャガードベルベット(金華山モケット)は、世界的に活躍するデザイナーにも採用いただいています。

 

COMME des GARÇONSコム・デ・ギャルソン









1969年に川久保玲が創業したファッションブランド「コム・デ・ギャルソン」は、日本でもっとも人気のあるブランドの一つです。

2010年のコム・デ・ギャルソン春夏コレクションのメイン素材としてジャガードベルベットが使用されました。

 

2017年「JUNYA WATANABE COMME des GARÇONS 2017AW」でも採用されて、多数の服にアニマルプリントとジャガードベルベット(金華山モケット)が使用されました。

 

コム・デ・ギャルソンの創設者でデザイナーの川久保玲氏が語った有名な言葉を紹介します。

「若い人たちが考えたり作ったりする楽しみや必要性を忘れていくのが心配なのです。

たとえば、ジーンズ1本が何百円なんてありえない。どこかの工程で誰かが泣いているかもしれないのに、安い服を着ていていいのか。

いい物には人の手も時間も努力も必要だからどうしても高くなる。

いい物は高いという価値観も残って欲しいのです。」

画像元:Fashion Press

 

mina perhonenミナ ペルホネン







ファッションデザイナー皆川明氏が設立したブランド。生地産地に足を運ぶことから始まるオリジナルデザインのテキスタイルによる服作りを特徴としています。

2007年、2008年、2009年、2010年のコレクションで、ジャガードベルベットが使われています。妙中パイル織物(株)にも足を運んでくださり、工場の中で精力的にテキスタイルを作りあげていきました。

minä」は「私」、「perhonen」は「ちょうちょ」を意味する言葉。蝶の美しい羽のような図案を軽やかに作っていきたいという願いを込めているそうです。

 

変形した形がかわいいポーチ





一流のファッションデザイナーも認める妙中パイル織物(株)で作られるジャガードベルベット。

Taenaka No Nuno」では、日常で楽しめるアイテムとして、ポーチを作りました。

ボタンの留め方でいろいろな形に変身するポーチです。ボタンを留めて立体にするとツートーンのポーチになります。

ボタンを留めずにクラッチバックとして、ボタンを留めて手提げバッグに。ベルトに取り付けてウエストポーチとして、バッグに取り付けて補助バッグとして、また、自転車やベビーカーなどさまざまな場所に取り付けられます。